エアドッグが故障?慌てないで!確認方法から修理依頼、長持ちのコツまで徹底解説

・あれ、なんだかエアドッグの調子がおかしいな…

高性能な空気清浄機として人気のエアドッグですが、長く使っていると、時には不具合が起きることもありますよね。

この記事では、エアドッグに故障かな?と思ったときの確認方法から、自分でできる簡単な対応、メーカーへの修理依頼の手順、費用感、そして長く快適に使い続けるためのコツまで、幅広くご紹介します。

万が一のトラブルにも慌てず対応できるよう、ぜひ参考にしてくださいね。

  1. エアドッグとは
    1. 世界最強レベルの空気清浄能力
    2. フィルター交換不要の手軽さ
  2. 修理が必要になる前に
    1. 設置場所に気を配る
    2. 定期的なお手入れを欠かさずに
  3. 自分でできる確認と対応
    1. 電源周りを確認する
    2. フィルターや内部のお手入れ状況を確認する
    3. エラー表示やランプの状態を確認する
  4. エアドッグのよくある故障事例
    1. 電源が入らない、または途中で切れる
    2. 異音がする
    3. 風量が弱い、または風が出ない
    4. 操作パネルが反応しない
    5. 空気清浄の効果が感じられない
  5. 故障かなと思ったら
    1. まずは取扱説明書を再確認
    2. 無理な分解や修理は絶対にしない
  6. 自分でできる応急処置
    1. フィルター類の徹底的な清掃
    2. リセット操作を試す
    3. 設置場所を変えてみる
  7. メーカーへの修理依頼について
    1. 修理依頼前の準備
      1. 型番と製造番号を確認する
      2. 保証書を用意する
      3. 故障の症状を具体的にメモする
      4. 購入店や購入時期を記録しておく
    2. 修理の流れと期間
      1. 1. メーカーサポートへの連絡
      2. 2. 修理品の送付
      3. 3. 見積もりと修理の実施
      4. 4. 修理完了と返送
    3. 修理費用の目安
    4. 保証期間について
    5. 買い替えを検討する
      1. 新しいモデルのメリット
      2. 買い替えのタイミング
    6. 日々のメンテナンス
      1. フィルター清掃はこまめに
      2. 本体の拭き掃除
    7. 使用上の注意点
      1. 適切な場所に設置する
      2. 電源のオン・オフ
      3. 移動時の注意
      4. 異常を感じたら早めにチェック
  8. おわりに

エアドッグとは

まず、エアドッグがどのような空気清浄機なのか、簡単におさらいしましょう。世界トップクラスの性能や、フィルター交換が要らない手軽さが特徴です。

世界最強レベルの空気清浄能力

エアドッグは、医療従事者が使うレベルの高性能フィルター「TPAフィルター」を搭載しているのが大きな特徴です。

ウイルスよりもさらに小さい、0.0146マイクロメートルまでの微細粒子を99.9%以上除去できるとされています。花粉やPM2.5はもちろん、細菌やウイルス対策としても注目されています。

フィルター交換不要の手軽さ

一般的な空気清浄機の多くは、定期的なフィルター交換が必要で、維持費がかかります。

その点、エアドッグのTPAフィルターは、汚れたら水洗いできる仕組みになっています。フィルターを買い替える手間やコストがかからないのは、嬉しいポイントですね。お手入れも比較的簡単なため、手軽に使い続けられます。

こうした特徴を持つエアドッグですが、精密な機械ですから、故障のリスクが全くないわけではありません。次の章では、故障を未然に防ぐためにできることを見ていきましょう。

修理が必要になる前に

エアドッグが故障してしまう前に、日頃からできることや注意点を確認しておきましょう。設置場所やお手入れを見直すだけで、故障のリスクを減らせるかもしれません。

設置場所に気を配る

エアドッグをどこに置くかは、意外と大切です。

壁や家具から離す
吸気口や排気口をふさがないよう、壁や家具から適切な距離(取扱説明書を確認しましょう)を保って設置してください。

空気の流れが悪くなると、本体内部に熱がこもったり、十分な性能を発揮できなかったりする原因になります。

水平で安定した場所に置く
傾いた場所や不安定な場所に置くと、振動や転倒のリスクがあります。特に、稼働中の転倒は故障に直結しやすいので注意が必要です。

水回りや湿気の多い場所を避ける
電化製品ですから、水濡れや過度な湿気は厳禁です。キッチンや洗面所、窓の結露がひどい場所などでの使用は避けましょう。

このように、設置場所を見直すだけでも、余計な負荷を減らし、故障の予防につながります。

定期的なお手入れを欠かさずに

フィルター交換不要とはいえ、エアドッグの性能を維持するためには定期的なお手入れが不可欠です。

プレフィルター
大きなホコリをキャッチする部分です。掃除機で吸い取るなど、こまめに掃除しましょう。

TPAフィルター(集塵フィルター)
最も重要なフィルターです。汚れが溜まると性能が低下するだけでなく、本体に負荷がかかることも。

取扱説明書に従って、定期的に水洗いし、しっかり乾燥させてから元に戻してください。乾燥が不十分だと、カビや故障の原因になることがあります。

イオン化ワイヤーフレーム
ここも定期的な清掃が必要です。汚れていると、異音や性能低下につながることがあります。

センサー部分
ホコリが付着すると、空気の汚れを正確に検知できなくなる場合があります。綿棒などで優しく掃除しましょう。

少し手間がかかるように感じるかもしれませんが、こうした日々のメンテナンスが、結果的にエアドッグを長持ちさせる秘訣なんです。

次の章では、それでも「故障かな?」と思ったときに、自分で確認できることをご紹介します。

自分でできる確認と対応

エアドッグの調子が悪いと感じたとき、すぐに故障と決めつけずに、まずはご自身でいくつか確認できることがあります。

電源周りやフィルターの状態、エラー表示などをチェックしてみましょう。簡単なことで改善する場合もありますよ。

電源周りを確認する

電源が入らない」「途中で止まる」といった場合、まずは基本的な電源周りを確認しましょう。

電源プラグはしっかりコンセントに刺さっていますか? 意外と多いのが、プラグが抜けかかっているケースです。奥までしっかり差し込まれているか確認してください。

コンセント自体に電気が来ていますか? 同じコンセントに別の電化製品を繋いでみて、動作するか確認しましょう。もし動かなければ、コンセントやブレーカーの問題かもしれません。

延長コードやテーブルタップを使っていませんか? タコ足配線などで電力供給が不安定になっている可能性もあります。一度、壁のコンセントに直接繋いで試してみてください。

電源コードに損傷はありませんか? コードが折れ曲がっていたり、被覆が破れていたりしないか確認しましょう。

これらの基本的な確認だけで、問題が解決することもあります。

フィルターや内部のお手入れ状況を確認する

性能が落ちたと感じたり、異音がしたりする場合、フィルターの汚れが原因かもしれません。

フィルターは正しくセットされていますか? お手入れの後など、フィルターが正しい向きで、奥までしっかりセットされているか確認してください。ズレていると、正常に動作しなかったり、異音の原因になったりします。

フィルターは汚れていませんか? 特にTPAフィルターやプレフィルターの汚れ具合を確認し、汚れていれば取扱説明書に従ってお手入れをしてください。

内部に異物はありませんか? 小さなお子さんやペットがいるご家庭では、おもちゃなどが内部に入り込んでしまう可能性もゼロではありません。

電源を切ってから、吸気口などを軽く覗いてみてください。(無理に分解するのはやめましょう)

お手入れ不足が原因の不調は、清掃することで改善されることが多いです。

エラー表示やランプの状態を確認する

エアドッグ本体にエラーコードが表示されたり、ランプが特定のパターンで点滅したりしている場合は、それが不調の原因を示すサインかもしれません。

取扱説明書には、エラー表示やランプの状態に応じた対処法が記載されているはずです。まずは説明書を確認し、指示に従って対応してみてください。

これらの確認や対応を試しても改善しない場合は、いよいよ故障の可能性が考えられます。次の章では、よくある故障の事例を見ていきましょう。

エアドッグのよくある故障事例

ここでは、エアドッグで比較的起こりやすいとされる故障の事例をいくつかご紹介します。

電源トラブル、異音、風量の問題、操作パネルの不具合、効果の低下など、ご自身の症状と照らし合わせてみてください。

電源が入らない、または途中で切れる

最も基本的なトラブルの一つです。

自分でできる確認(電源プラグ、コンセント、コードの状態)をしても改善しない場合、本体内部の電源基板やスイッチ系統に問題が発生している可能性があります。

落としたり、強い衝撃を与えたりした後に発生することもあります。

異音がする

ジー」「バチバチ」「ブーン」といった、普段とは違う音がする場合です。

フィルターの汚れやセット不良
TPAフィルターやイオン化ワイヤーフレームの汚れ、または正しくセットされていない場合に「バチバチ」といった放電音がすることがあります。まずはお手入れと再セットを試しましょう。

ファンモーターの異常
ブーン」という異音が大きくなったり、不規則になったりする場合は、ファンモーター自体に問題がある可能性があります。ホコリの蓄積や経年劣化が原因となることが多いです。

内部部品の干渉
何らかの原因で内部の部品が緩んだり、ずれたりして、他の部品と接触している可能性も考えられます。

音の種類や発生状況によって原因は様々ですが、お手入れで改善しない場合は内部的な故障が疑われます。

風量が弱い、または風が出ない

電源は入るものの、空気清浄の風が明らかに弱かったり、全く出なくなったりするケースです。

フィルターの目詰まり
最も考えられる原因です。フィルター、特にTPAフィルターがひどく汚れて目詰まりを起こすと、空気の流れが妨げられます。

ファンモーターの不具合
フィルターをきれいにしても改善しない場合、ファンモーターの回転自体が弱っていたり、停止していたりする可能性があります。

まずは徹底的なフィルター清掃を試してみてください。

操作パネルが反応しない

ボタンを押しても反応しない、表示が変わらないといった症状です。

操作パネル自体の接触不良や、内部の制御基板の故障が考えられます。水がかかったり、強い衝撃が加わったりした後に起こることもあります。

空気清浄の効果が感じられない

センサーの反応が鈍い、お部屋の臭いが取れにくくなった、といった場合です。

センサーの汚れ
空気質センサーがホコリなどで汚れていると、正確な検知ができず、適切な運転ができなくなることがあります。センサー部分の清掃を試しましょう。

フィルターの劣化・汚れ
TPAフィルターも、長年の使用やお手入れ不足で性能が低下することがあります。また、汚れが溜まっていると十分な効果を発揮できません。

設置場所の問題
部屋の広さに対して能力が足りていない、空気の流れが悪い場所に置いている、といった可能性も考えられます。

これらの事例はあくまで代表的なものです。ご自身のエアドッグの症状がこれらに当てはまらなくても、異常を感じたら次のステップに進みましょう。

故障かなと思ったら

自分でできる確認や対応を試しても症状が改善しない、あるいは明らかに故障と思われる症状が出ている場合は、無理せず次のステップに進みましょう。

取扱説明書を再確認し、それでも解決しない場合は無理な分解などはせず、専門家へ相談することが大切です。

まずは取扱説明書を再確認

もう一度、お手元の取扱説明書をじっくり読んでみてください。

故障かな?と思ったら」といったトラブルシューティングのページに、該当する症状と対処法が載っているかもしれません。見落としていた点や、試していなかった対処法が見つかることもあります。

無理な分解や修理は絶対にしない

自分で直せるかも?」と思っても、専門知識がない状態での分解や修理は絶対にやめましょう。

症状が悪化する可能性がある
不適切な処置によって、さらに別の箇所が故障してしまうことがあります。

感電や火災のリスクがある
内部には高電圧の部分もあります。非常に危険です。

保証の対象外になる
メーカー保証期間内であっても、自分で分解した場合は保証が受けられなくなるのが一般的です。

安全のためにも、メーカーのサポートに頼るのが賢明です。

次の章では、メーカーに依頼する前に試せる、簡単な応急処置について触れます。

自分でできる応急処置

メーカーに修理を依頼する前に、ご自身で安全に行える範囲での応急処置を試してみる価値はあります。

フィルターの清掃やリセット操作、設置場所の変更で改善することもありますが、あくまで一時的な対応と考えましょう。

フィルター類の徹底的な清掃

異音(特にバチバチ音)や性能低下の場合、フィルター類の汚れが原因である可能性が高いです。

取扱説明書に従って、プレフィルター、TPAフィルター、イオン化ワイヤーフレームを丁寧にお手入れし、完全に乾燥させてから正しくセットし直してみてください。

これだけで改善するケースも少なくありません。

リセット操作を試す

機種によっては、本体にリセットボタンがあったり、特定のボタンを長押しすることでリセット操作ができたりする場合があります。

一時的なプログラムのエラーなどが原因の場合、リセットによって正常な状態に戻ることがあります。

リセット方法は機種によって異なるため、必ず取扱説明書で確認してから行ってください。

設置場所を変えてみる

異音や振動が気になる場合、設置場所の床が不安定だったり、周囲のものと共振したりしている可能性もあります。一度、別の安定した場所に移動させて様子を見てみましょう。

これらの応急処置で改善が見られない場合、あるいは電源が入らないなどの深刻な症状の場合は、いよいよメーカーへの修理依頼を検討しましょう。

メーカーへの修理依頼について

自分でできることを試しても改善しない場合は、メーカーである株式会社トゥーコネクト(または購入した販売店)に修理を依頼することになります。

ここでは、依頼前の準備、修理の流れと期間、費用の目安、保証について詳しく見ていきましょう。

修理依頼前の準備

スムーズに修理依頼を進めるために、事前にいくつか準備しておくと良いことがあります。型番や症状、保証書などを手元に用意しておきましょう。

型番と製造番号を確認する

エアドッグには様々なモデルがあります。修理を申し込む際には、お使いの機種の正確な型番と製造番号が必要になります。

本体の背面や底面、保証書などに記載されていることが多いので、事前に確認しておきましょう。

保証書を用意する

購入から1年以内など、保証期間内であれば無償で修理を受けられる可能性があります。

保証書が手元にあるか確認し、購入日がわかる書類(レシートや納品書など)も一緒に用意しておくとスムーズです。

故障の症状を具体的にメモする

いつから」「どのような状況で」「どんな症状が出ているのか」を具体的に説明できるように、メモにまとめておくと良いでしょう。

例えば、「3日前から、電源を入れるとファン付近からブーンという異音がするようになった。フィルターは清掃済み。」のように、詳しく伝えることで、メーカー側も原因を特定しやすくなります。

購入店や購入時期を記録しておく

どこでいつ頃購入したかの情報も、問い合わせ時に聞かれることがあります。記録が残っていれば確認しておきましょう。

これらの情報を整理しておくことで、問い合わせがスムーズに進み、的確なサポートを受けやすくなります。

修理の流れと期間

一般的な修理の流れと、どれくらいの期間がかかるのかを知っておきましょう。連絡、送付、見積もり、修理、返送というステップが基本です。

1. メーカーサポートへの連絡

まずは、エアドッグの公式サイトに記載されているサポートセンター(電話やお問い合わせフォーム)へ連絡します。準備しておいた型番、症状などを伝え、修理を依頼したい旨を相談します。

2. 修理品の送付

サポート担当者の指示に従って、エアドッグ本体を指定された住所へ送付します。梱包は、輸送中に破損しないよう、購入時の箱があればそれを使うのがベストですが、なければ緩衝材などを使って丁寧に梱包しましょう。

送料については、保証期間内かどうか、故障の原因などによって自己負担になるかメーカー負担になるかが異なりますので、事前に確認が必要です。

3. 見積もりと修理の実施

修理センターに製品が到着後、状態を確認し、修理内容と費用の見積もりが提示されます。見積もり内容に同意すれば、修理が開始されます。

もし見積もりが高額で修理をキャンセルする場合は、診断料や返送料がかかることがあるので、その点も確認しておきましょう。

4. 修理完了と返送

修理が完了したら、製品が返送されてきます。

これら一連の流れ、つまり修理にかかる期間は、故障の内容や混雑状況によって変動しますが、一般的には製品を送付してから手元に戻るまで、1週間から数週間程度かかることが多いようです。

繁忙期などはさらに時間がかかる可能性もあります。

修理費用の目安

気になる修理費用ですが、これは故障の内容や部品交換の有無によって大きく異なります。保証期間内かどうかが大きなポイントです。

保証期間内の場合
通常の使用における自然故障であれば、基本的に無償で修理してもらえます。ただし、落下や水濡れなど、ご自身の過失による故障の場合は、保証期間内でも有償になることがあります。

保証期間外の場合
修理費用は全額自己負担となります。部品代と技術料がかかり、数千円から数万円以上になることもあります。特に、基板交換やモーター交換などが必要になると高額になる傾向があります。

正確な費用は見積もりを確認する必要がありますが、事前にサポートセンターへ症状を伝える際に、おおよその目安を聞いてみるのも良いでしょう。

保証期間について

エアドッグのメーカー保証期間は、通常、購入日から1年間です。

保証期間内かどうかを確認するには、購入日が記載された保証書やレシート、納品書などが必要です。大切に保管しておきましょう。

また、販売店によっては独自の延長保証サービスを設けている場合もあります。購入時に延長保証に加入した記憶があれば、そちらの保証書も確認してみてください。

保証期間や内容について不明な点があれば、購入店やメーカーサポートに問い合わせて確認するのが確実です。

次の章では、修理費用が高額な場合などに考えられる、修理以外の選択肢についても見てみましょう。

修理以外の選択肢
修理費用の見積もりが思ったより高額だった場合や、お使いのエアドッグがかなり古いモデルの場合など、修理する以外の選択肢も検討してみる価値があります。

特に、買い替えは有力な選択肢の一つです。

買い替えを検討する

特に保証期間が過ぎていて、修理費用が高額になる場合は、新しいモデルへの買い替えを検討するのも一つの手です。

新しいモデルのメリット

エアドッグも年々進化しており、新しいモデルでは以下のようなメリットが期待できます。

性能の向上
より静音性が高まっていたり、空気清浄能力がアップしていたり、新たな機能が追加されていたりする可能性があります。

省エネ性能の向上
新しいモデルの方が、消費電力が少なく、電気代の節約につながる場合があります。

新しい保証期間
新品で購入すれば、当然ながらメーカー保証が付きます。万が一の際にも安心です。

これらは、新しいモデルを選ぶ際の大きな魅力と言えるでしょう。

買い替えのタイミング

修理費用が新品購入価格の半分を超えるような場合は、買い替えを検討する一つの目安になるかもしれません。

また、長年使用していて(例えば5年以上など)、性能の低下を感じている場合も、買い替えの良いタイミングと言えるでしょう。

現在販売されているモデルの性能や価格を比較検討し、修理費用と天秤にかけて判断するのがおすすめです。

次の章では、そもそも故障させないために、そして購入したエアドッグをできるだけ長く使うためのポイントをご紹介します。

エアドッグを長く使うために
せっかく購入したエアドッグですから、できるだけ長く、快適に使いたいですよね。そのためには、日頃のメンテナンスや使い方に関するちょっとした心がけが大切になります。

日々のメンテナンス

修理が必要になる前に」の章でも触れましたが、やはり定期的なメンテナンスは欠かせません。こまめなフィルター清掃や本体の拭き掃除が基本です。

フィルター清掃はこまめに

プレフィルター
ホコリが目立ってきたら掃除機で吸い取る。

TPAフィルター
取扱説明書推奨の頻度(例:1~2ヶ月に1回など)で水洗いし、十分に乾燥させる。汚れがひどい場合は、中性洗剤を薄めて使うことも有効ですが、必ず説明書の指示に従ってください。

イオン化ワイヤーフレーム
こちらも定期的に清掃します。

センサー
綿棒などで優しくホコリを取り除く。

お手入れを習慣づけることが、性能維持と長寿命化につながります。

本体の拭き掃除

本体の外側も、ホコリが溜まらないように柔らかい布で拭きましょう。特に吸気口や排気口周りはホコリが付きやすいので、定期的にお手入れすると良いでしょう。

使用上の注意点

普段の使い方にも少し気を配ることで、故障のリスクを減らすことができます。設置場所や電源管理、移動時の扱いなどに注意しましょう。

適切な場所に設置する

壁から離し、水平で安定した場所に設置することは基本です。また、直射日光が当たる場所や、暖房器具のすぐ近くなども避けた方が良いでしょう。

本体の温度が上がりすぎると、部品の劣化を早める可能性があります。

電源のオン・オフ

頻繁に電源を入れたり切ったりを繰り返すと、機器に負担がかかる場合があります。基本的には、長時間使用しない場合を除き、つけっぱなしにしておく方が良いとされています。

ただし、雷が鳴っている時などは、念のため電源プラグを抜いておくと安心です。

移動時の注意

お部屋を移動させる際は、必ず電源を切り、本体をしっかり持って運びましょう。引きずったり、無理な力を加えたりすると、故障の原因になります。

異常を感じたら早めにチェック

異音や異臭など、いつもと違う様子に気づいたら、放置せずに早めに原因を確認しましょう。初期の段階であれば、簡単なお手入れで改善することもあります。

こうした日々のメンテナンスと適切な使い方を心がけることで、エアドッグをより長く、安心して使い続けることができるでしょう。

おわりに

今回は、エアドッグの故障かな?と思ったときの対処法から、修理の流れ、そして長く使うための秘訣までをご紹介しました。

高性能なエアドッグも、精密な機械です。日頃のお手入れをしっかり行い、異常を感じたら早めに対処することが大切です。

もし修理が必要になった場合でも、この記事でご紹介した手順や注意点を参考に、落ち着いて対応してくださいね。そして、修理か買い替えかで迷ったときは、ご自身の状況に合わせて最適な選択をしていただければと思います。

この記事が、皆さんの快適なエアドッグライフの一助となれば幸いです。

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