最近、なんだか家の空気が気になる…そんなふうに感じて、高性能な空気清浄機「エアドッグ」に興味を持った方も多いのではないでしょうか?
花粉の季節はもちろん、見えないウイルスやホコリ、気になるペットの臭いまで、しっかり対策したいですよね。
エアドッグはフィルター交換不要という画期的な仕組みで注目されていますが、いざ選ぼうとすると、「X8 Pro」「X5s」「X3s」…たくさんのモデルがあって、
・モデルごとに何が違うの?
・買ってから後悔しないかな…?
と、迷ってしまうかもしれません。
でも、ご安心ください。この記事では、エアドッグの各モデルの種類、大きさ、重さ、そして最も気になる性能の違いを徹底的に比較し、あなたにぴったりの一台を見つけるためのポイントを分かりやすく解説します。
まず最初に、エアドッグがどのような空気清浄機なのか、その基本的な仕組みや特徴について見ていきましょう。
そして、なぜ今、たくさんのモデルの中から自分に合ったものを選ぶための比較が大切なのか、その理由についても触れていきます。
ここを理解することで、後のモデル比較がより分かりやすくなりますよ。
エアドッグとは?基本的な仕組みと特徴
エアドッグは、一般的な空気清浄機とは少し違う、独自の技術を採用していることで知られています。
最大の特徴は「TPAフィルター」と呼ばれるものです。
これは、電磁場を利用して空気中の有害物質、例えばウイルスや細菌、PM2.5のような微細な粒子まで吸着し、除去する仕組みです。
一般的なHEPAフィルターを使った空気清浄機は、フィルター自体が汚れを物理的にキャッチするため、定期的なフィルター交換が必須です。交換費用がかかるだけでなく、交換の手間も少し面倒ですよね。
その点、エアドッグのTPAフィルターは、汚れたら水洗いができるので、フィルターを買い替える必要がありません。これは経済的にも、手間を考えても大きなメリットと言えるでしょう。
性能面でも、微細な粒子までしっかり除去できる能力を持っているのが、エアドッグが選ばれる理由の一つです。
なぜ今、エアドッグのモデル比較が必要なのか?
エアドッグには、お部屋の広さや求める性能に合わせて、いくつかのモデルが用意されています。
例えば、非常に広いリビング向けのパワフルなモデルから、子供部屋や寝室にぴったりのコンパクトなモデル、さらにはデスク周りで使えるパーソナルなタイプまで、選択肢が豊富です。
モデルによって、空気清浄能力はもちろん、本体の大きさや重さ、搭載されている機能、そして価格も異なります。
「とりあえず一番高いのを買っておけば安心だろう」と考えてしまうかもしれませんが、必要以上に高性能なモデルを選んでしまうと、持て余してしまったり、予算を超えてしまったりするかもしれません。
逆に、お部屋の広さに対してパワーが足りないモデルを選んでしまうと、期待した効果が得られない可能性もあります。
だからこそ、それぞれのモデルの特徴をきちんと理解し、ご自身の使い方や設置場所、予算などを考慮して比較検討することが、後悔しないエアドッグ選びのためにとても重要になるのです。
せっかく導入するなら、ご自宅に最適な一台を選びたいですよね。
エアドッグを選ぶ上で比較すべき重要ポイント
エアドッグのモデルを選ぶ際には、いくつかの重要な比較ポイントがあります。
ここでは、
といった、購入前にチェックしておきたい項目を一つずつ詳しく解説していきます。
これらのポイントをしっかり押さえることで、各モデルの違いが明確になり、自分にとって何が大切なのかが見えてきますよ。
まず最初は、性能面からみていきましょう。
性能の違い(フィルター技術、ウイルス除去能力、センサー感度など)
エアドッグ選びで最も気になるのが、やはり「性能」ですよね。全てのモデルに共通しているのが、先ほども触れたフィルター交換不要の「TPAフィルター」技術です。
このフィルターは、一般的なHEPAフィルターでは通過してしまうような、0.0146μmという超微細な粒子まで除去できるとされています。
これは、インフルエンザウイルスなどよりもさらに小さいレベルです。
ただし、モデルによって搭載されているフィルターのサイズや構造が異なり、それによって1分間にどれだけ空気をきれいにできるか、という能力(清浄スピード)に差が出てきます。
フラッグシップモデルであるX8 Proは、最も高い空気清浄能力を持っています。
また、空気の汚れを検知する「センサー感度」もモデルによって違いがある場合があります。
例えば、上位モデルにはより高精度なセンサーが搭載されており、空気の汚れ具合を自動で検知して、運転パワーを最適に調整してくれる機能が充実しています。
ウイルス除去能力自体はTPAフィルターの基本性能として備わっていますが、お部屋全体の空気をどれだけ効率よくきれいにできるか、という点でモデル間の差を比較することが大切です。
大きさ・重さの違い(設置スペースや移動のしやすさ)
空気清浄機は基本的にお部屋に置いて使うものなので、「大きさ」と「重さ」も意外と重要なチェックポイントです。
エアドッグのモデルは、性能が高いものほど本体サイズが大きくなる傾向があります。例えば、最もパワフルなX8 Proは、それなりの設置スペースが必要です。
リビングなど広い空間に置く場合は問題なくても、寝室や子供部屋に置きたい場合は、少し圧迫感を感じるかもしれません。
逆に、X3sやX1Dといったコンパクトなモデルは、省スペースで設置できるのが魅力です。また、お部屋の間を移動させて使いたいと考えている場合は、「重さ」も考慮しましょう。
キャスターが付いているモデルもありますが、頻繁に動かす可能性があるなら、比較的軽量なモデルを選ぶと扱いやすいでしょう。
購入前に設置したい場所のスペースを測っておき、各モデルのサイズと比較することをおすすめします。
適用畳数の違い(部屋の広さに合わせた選び方)
エアドッグの各モデルには、「適用畳数」が定められています。これは、そのモデルがどれくらいの広さのお部屋まで対応できるかを示す目安です。
例えば、「適用畳数 42畳」と書かれているモデルなら、約42畳までの広さのお部屋の空気を効率よくきれいにできる能力がある、ということです。
お部屋の広さに対して適用畳数が小さいモデルを選んでしまうと、空気清浄が追いつかず、十分な効果を感じられない可能性があります。
逆に、狭いお部屋にオーバースペックなモデルを置いても、性能を持て余してしまいます。
基本的には、設置したいお部屋の広さよりも、少し余裕のある適用畳数のモデルを選ぶのがおすすめです。
例えば、10畳のリビングに置くなら、適用畳数が15畳〜20畳程度のモデルを選ぶと、よりスピーディーに空気をきれいにできるでしょう。
ご自宅のお部屋の広さを確認し、それに合った適用畳数のモデルを選ぶことが、快適な空気環境を作るための基本となります。
静音性の違い(運転音のレベルと利用シーン)
特に寝室や書斎など、静かな環境で使いたい場合、「運転音」は気になるポイントですよね。
エアドッグの各モデルには、運転モードによって異なる運転音のレベル(dB:デシベル)が公表されています。
一般的に、最も静かに運転するモード(スリープモードなど)では、木の葉が触れ合う音と同程度かそれ以下、といった非常に静かなレベルになります。
これなら、睡眠中や集中したい時でも気になりにくいでしょう。ただし、最大パワーで運転した場合の音は、モデルによって差が出ます。
高性能なモデルほど、最大運転時の音は大きくなる傾向があります。とはいえ、エアドッグは全体的に静音性にも配慮した設計になっています。
カタログや公式サイトで各モデルの運転音の数値を比較し、特に静かな環境で使いたい場合は、最小運転音(スリープモードなど)の数値を重点的にチェックすると良いでしょう。
自動モードで運転する場合、通常は静かに運転し、空気が汚れると一時的にパワーを上げる、という動きになります。
消費電力とランニングコスト(電気代やフィルター交換不要のメリット)
毎日使う家電だからこそ、「消費電力」や「ランニングコスト」も気になるところです。
エアドッグの大きな魅力の一つは、TPAフィルターが水洗い可能で、定期的なフィルター交換が不要な点です。
一般的な空気清浄機だと、年に1回程度のフィルター交換が必要で、その費用が数千円から一万円以上かかることもあります。
エアドッグなら、この交換フィルター代が一切かからないので、長期的に見るととても経済的です。
消費電力については、モデルや運転モードによって異なりますが、基本的には、適用畳数が大きいモデルほど、最大運転時の消費電力は高くなります。
とはいえ、省エネ性能にも配慮されており、例えば一番弱いモードで運転した場合の電気代は、1時間あたり1円にも満たない場合がほとんどです。
多くの時間を過ごすリビングなどで常時運転させることを考えると、このランニングコストの低さは嬉しいポイントですね。
公式サイトなどで各モデルの消費電力(W数)を確認し、ご自身の使い方に合わせて、年間の電気代をシミュレーションしてみるのも良いかもしれません。
フィルター交換の手間とコストがかからない点は、エアドッグを選ぶ上で大きなアドバンテージと言えるでしょう。
操作性・付加機能(アプリ連携、モード切替、メンテナンス性など)
日々の使い勝手を左右する「操作性」や、あると便利な「付加機能」も比較してみましょう。
エアドッグの多くのモデルでは、本体の操作パネルで簡単に運転モードの切り替え(自動、スリープ、マニュアルなど)や風量調整ができます。
最近のモデルでは、スマートフォンアプリと連携できるものも増えています。
アプリを使えば、外出先からでもお部屋の空気の状態を確認したり、電源のオン・オフや運転モードの変更ができたりと、非常に便利です。
また、空気の汚れ具合を数値や色で分かりやすく表示してくれる機能があると、効果を実感しやすく、安心感にもつながりますね。
メンテナンス性については、フィルター交換が不要な代わりに、定期的なフィルターの洗浄が必要です。この洗浄作業がどれくらい簡単か、という点もチェックしておくと良いでしょう。
集塵フィルターは水洗い、イオン化ワイヤーフレームは付属のブラシで掃除するのが基本です。
モデルによってフィルターの大きさや構造が少し異なるため、取り扱いのしやすさに若干の違いがあるかもしれません。
こうした日々の使い勝手に関わる部分も、モデル選びの参考にしてみてください。
エアドッグの主要モデルラインナップ徹底比較
ここからは、いよいよエアドッグの主要なモデルを一つずつ取り上げ、それぞれの特徴やスペックを詳しく比較していきます。
フラッグシップモデルからコンパクトモデル、パーソナルモデルまで、どんな違いがあるのか、どんな人におすすめなのかを見ていきましょう。
最後にスペックを一覧できる比較表も用意しているので、ぜひ参考にしてください。
X8 Pro(フラッグシップモデル)の性能と特徴
エアドッグシリーズの中で、最も高い空気清浄能力を誇るのがフラッグシップモデル「X8 Pro」です。
特徴と性能
X8 Proは、圧倒的なパワーで広い空間の空気をスピーディーに清浄できるのが最大の特徴です。高性能なセンサーが空気の汚れを素早く検知し、TPAフィルターが微細な有害物質を強力に除去します。
その性能は、他のモデルと比較しても群を抜いており、とにかく最高の空気清浄能力を求める方におすすめです。
サイズ・重量・適用畳数
本体サイズはやや大きめで、高さは約76cm、幅と奥行きは約38cmです。重量も約21kgと、シリーズの中では最も重くなります。
適用畳数は約65畳となっており、非常に広いリビングやオフィス、店舗などでの使用に適しています。
他モデルとの違い(優位点)
他のモデルとの最も大きな違いは、その圧倒的な空気清浄スピードと適用畳数の広さです。
短時間で広範囲の空気をきれいにしたい、という場合にはX8 Proが最適です。また、大型で見やすいディスプレイも特徴の一つです。
おすすめの利用シーン
広いリビングダイニング、オフィス、会議室、店舗、クリニックの待合室など、人の出入りが多い広い空間での使用に最も適しています。最高の性能を求めるご家庭のリビングにもおすすめです。
X5s/X5D(スタンダードモデル)のバランスと性能
「X5s」と「X5D」は、エアドッグシリーズの中核をなすスタンダードモデル。性能とサイズのバランスが良く、最も人気の高いモデルと言えるでしょう。
特徴と性能
十分な空気清浄能力を持ちながら、X8 Proほどの大きさはなく、一般的な家庭環境に導入しやすいのが特徴です。
基本的なTPAフィルターの性能は高く、ウイルスレベルの微細な粒子までしっかり除去します。リビングや寝室など、様々な部屋で活躍できるオールラウンダーです。
サイズ・重量・適用畳数
X5s/X5Dの高さは約65cm、幅と奥行きは約31cm、重さは約11kg。X8 Proと比べると一回りコンパクトで、移動もしやすくなっています。
適用畳数は約42畳で、一般的なリビングや広めの寝室に十分対応できます。
X5sとX5Dの違い
X5sとX5Dの主な違いは、搭載されているセンサーの種類です。
X5Dには、より高感度なCO2センサーが追加されており、二酸化炭素濃度を計測して換気のタイミングを知らせてくれる機能が付いています。その他の基本的な空気清浄性能やサイズは共通です。
お部屋の換気状況も気になる方はX5D、基本的な空気清浄機能で十分な方はX5s、という選び方ができます。
おすすめの利用シーン
一般的な広さのリビング、ダイニング、寝室、子供部屋など、家庭内の様々な場所での使用に適しています。性能とサイズのバランスを重視したい方にぴったりのモデルです。
X3s/X3D(コンパクトモデル)の手軽さと性能
「X3s」と「X3D」は、X5シリーズよりもさらにコンパクトな設計ながら、しっかりとした空気清浄能力を持つモデルです。
特徴と性能
省スペースで設置できる手軽さが魅力です。コンパクトながらもTPAフィルターを搭載しており、パーソナルスペースや小さめのお部屋の空気を効率よくきれいにします。
つまり寝室や子供部屋など、個室での使用に特に向いています。静音性にも優れているため、音が気になる場所でも使いやすいでしょう。
サイズ・重量・適用畳数
高さは約52cm、幅と奥行きは約26cm、重さは約6.5kgと、X5シリーズよりもさらに小型・軽量で、持ち運びも比較的容易です。
適用畳数は約17畳で、寝室、子供部屋、書斎などの個室にちょうど良いサイズ感です。
X3sとX3Dの違い
X5シリーズと同様に、X3sとX3Dの主な違いもCO2センサーの有無です。X3DにはCO2センサーが搭載されており、換気の目安を知ることができます。
基本的な空気清浄性能やサイズは共通しています。
おすすめの利用シーン
寝室、子供部屋、書斎、ワンルームマンションなど、比較的コンパクトな空間での使用に最適です。
静音性を重視したい方や、設置スペースが限られている場合にもおすすめです。
X1D(省スペース・エントリーモデル)
「X1D」は、エアドッグシリーズの中でも特にコンパクトさを追求したモデルです。エントリーモデルとしても位置づけられています。
特徴と性能
最大の魅力は、そのスリムでコンパクトなボディで、縦長の形状で、置き場所に困りにくいデザインになっています。
TPAフィルターを搭載し、基本的な空気清浄機能は備えています。
他のモデルと比べるとパワーは控えめですが、パーソナルスペースや狭い空間の空気をきれいにするには十分な性能を持っています。
サイズ・重量・適用畳数
高さは約56cmですが、幅と奥行きは約23cmと非常にスリムです。重さも約5.6kgと軽量です。適用畳数は約10畳で、玄関や脱衣所、ウォークインクローゼット、あるいはデスクの近くなど、限られたスペースでの使用に適しています。
上位モデルとの違い
X3やX5シリーズと比べると、適用畳数や空気清浄スピードは控えめになります。
また、CO2センサーは搭載されていません。機能を絞り、コンパクトさと導入しやすさを重視したモデルと言えます。
おすすめの利用シーン
玄関、トイレ、脱衣所、ウォークインクローゼット、書斎のデスク周りなど、狭いスペースやパーソナルな空間での使用におすすめです。
初めてエアドッグを試してみたいという方にも適しています。
mini/mini portable(パーソナルスペース向けモデル)
「mini」と「mini portable」は、デスク周りや車内など、個人の身の回りの空気をきれいにするために設計された、最もコンパクトなモデルです。
特徴と性能
非常に小型軽量で、持ち運びが簡単なのが最大の特徴です。
小さいながらもTPAフィルター技術を採用しており、自分の周囲の空気をピンポイントできれいにすることができます。
miniとmini portableは、デスクワーク中や車での移動中など、パーソナルな空間での空気環境を整えたい人におすすめしたいモデルになりそうですね。
サイズ・重量・適用畳数
高さは約21cm、幅と奥行きは約8cm程度と、非常にコンパクトです。重さも1kg未満と軽量です。適用畳数は約4畳とされていますが、基本的には個人の身の回りの空間を対象としたモデルです。
miniとmini portableの違い
「mini」は電源に接続して使用するタイプですが、「mini portable」には充電式バッテリーが内蔵されており、電源がない場所でもコードレスで使用することができます。持ち運んで使うことが多い場合は、mini portableが便利でしょう。
おすすめの利用シーン
オフィスのデスク周り、自宅の書斎、勉強机、車の中、ベビーカーの周りなど、個人のすぐ近くの空間での使用に最適です。持ち運びやすさを重視するならmini portableがおすすめです。
【一覧表】全モデル スペック比較まとめ
ここまでご紹介してきた各モデルの主なスペック(大きさ、重さ、適用畳数、消費電力、静音性など)を一覧表にまとめると、それぞれの違いがより明確になります。
【一覧表】全モデル スペック比較表
特徴 | X8 Pro | X5s | X5D | X3s | X3D | X1D | mini | mini portable |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
適用畳数(目安) | ~65畳 | ~42畳 | ~42畳 | ~17畳 | ~17畳 | ~10畳 | ~4畳 (パーソナル) | ~4畳 (パーソナル) |
サイズ(HxWxD mm) | 760 x 380 x 380 | 650 x 316 x 306 | 650 x 316 x 306 | 520 x 260 x 260 | 520 x 260 x 260 | 560 x 230 x 230 | 212 x 84 x 89 | 212 x 84 x 89 |
重量(kg) | 20.7 | 11.1 | 11.2 | 6.2 | 6.3 | 5.6 | 0.8 | 0.8 |
消費電力(W) | 27~105 | 15~55 | 15~55 | 9~26 | 9~26 | 8~17 | 5.5 | 5.5 |
運転音(dB) | 30~51 | 22~46 | 22~46 | 23~44 | 23~44 | 25~42 | 28~40 | 28~40 |
CO2センサー | なし | なし | あり | なし | あり | なし | なし | なし |
バッテリー | なし | なし | なし | なし | なし | なし | なし | あり (約6時間) |
フィルター交換 | 不要 (水洗い可) | 不要 (水洗い可) | 不要 (水洗い可) | 不要 (水洗い可) | 不要 (水洗い可) | 不要 (水洗い可) | 不要 (水洗い可) | 不要 (水洗い可) |
主な利用シーン | 広いリビング, オフィス, 店舗 | 一般的なリビング, 寝室 | 一般的なリビング, 寝室 (換気重視) | 寝室, 子供部屋, 書斎 | 寝室, 子供部屋, 書斎 (換気重視) | 玄関, 脱衣所, 個室, 省スペース | デスク周り, 車内 (電源要) | デスク周り, 車内, 外出先 (コードレス) |
上記表を見ることで、
・静音性を重視するならどれか
・予算内で最も性能が高いのはどれか
といった比較がしやすくなります。ぜひ、モデル選びの最終確認にご活用ください。
あなたに最適なエアドッグの選び方と目的やシーン別ガイド
さて、各モデルの特徴と比較ポイントが分かったところで、ここからは具体的に「あなたにとって最適な一台」を選ぶためのガイドです。
お部屋の広さや重視する性能、設置場所や予算など、様々な角度から、どのモデルがおすすめなのかを解説していきます。
ご自身のライフスタイルや状況に合わせて、ぴったりのエアドッグを見つけましょう。
以下に、解説していきます。
部屋の広さで選ぶ(リビング、寝室、子供部屋、ワンルームなど)
最も基本的な選び方は、設置したいお部屋の「広さ」に合わせることです。
◆広いリビング(20畳以上)やオフィスなど
最もパワフルな「X8 Pro」がおすすめです。広い空間の空気を短時間で効率よく清浄できます。人の出入りが多い場所にも適しています。予算やスペースが許せば、最高の性能を体感できます。
◆一般的なリビング(10畳~20畳程度)や広めの寝室
スタンダードモデルの「X5s」または「X5D」が最適です。性能とサイズのバランスが良く、十分なパワーで快適な空気環境を保てます。換気が気になるならCO2センサー付きのX5Dが良いでしょう。
◆寝室、子供部屋、書斎(6畳~10畳程度)
コンパクトな「X3s」または「X3D」がぴったりです。省スペースで設置でき、静音性も高いので、プライベートな空間での使用に向いています。こちらも換気目安が欲しい場合はX3Dを選びましょう。
◆ワンルームマンション、玄関、脱衣所など(~10畳程度)
スリムな「X1D」がおすすめです。限られたスペースにも置きやすく、パーソナルスペースの空気をしっかりきれいにします。
◆デスク周り、車内など個人の身の回り
「mini」または「mini portable」が活躍します。持ち運びも簡単で、自分の周りの空気をピンポイントでケアできます。
このように、お部屋の広さに合った適用畳数のモデルを選ぶことが、エアドッグの効果を最大限に引き出すための第一歩です。
重視する性能で選ぶ(最強性能、静音性、コンパクトさなど)
次に、あなたが空気清浄機に「何を最も重視するか」で選ぶ方法です。
◆とにかく最高の空気清浄能力が欲しい!
迷わず「X8 Pro」を選びましょう。圧倒的なパワーで、最も速く、広範囲の空気をきれいにします。性能を最優先するならこのモデルです。
◆寝室で使いたいから、静かなモデルがいい
「X3s/X3D」や「X5s/X5D」のスリープモードは非常に静かです。特にコンパクトな「X3s/X3D」は、個室での静音運転に適しています。スペック表で最小運転音(dB)を比較してみてください。
◆置く場所がないから、できるだけ小さいものがいい
コンパクトさ重視なら「X3s/X3D」や、さらにスリムな「X1D」が候補になります。パーソナルスペース限定なら「mini/mini portable」が最も小さいです。設置スペースに合わせて選びましょう。
◆換気のタイミングも知りたい
CO2センサー搭載モデルの「X5D」または「X3D」がおすすめです。室内の二酸化炭素濃度をモニターし、適切な換気を促してくれます。
◆持ち運んで色々な場所で使いたい
軽量な「X3s/X3D」や「X1D」、バッテリー搭載でコードレス使用可能な「mini portable」が持ち運びに便利です。
このように、ご自身が最も重視するポイントを明確にすることで、モデルを絞り込みやすくなります。
設置場所で選ぶ(床置き、卓上など)
エアドッグをどこに置きたいか、という「設置場所」から考えることもできます。
◆床に直接置きたい
基本的にはどのモデルも床置き可能です。ただし、「X8 Pro」や「X5s/X5D」はある程度のスペースが必要です。安定感のある場所に設置しましょう。キャスター付きのモデルを選ぶと、掃除の際の移動が楽になります(オプションの場合あり)。
◆棚の上やカウンター、デスクの上に置きたい
コンパクトで軽量なモデルが適しています。「X3s/X3D」や「X1D」は、比較的高い場所にも置きやすいサイズと重さです。さらに小さい「mini/mini portable」は、卓上での使用に最適化されています。
◆壁際にスッキリ置きたい
スリムなデザインの「X1D」は、壁際やちょっとした隙間にも収まりやすいかもしれません。ただし、どのモデルも吸気口や排気口の周りには、ある程度のスペースを確保する必要があります。
設置したい場所の寸法を測り、各モデルのサイズ(特に奥行きと幅)を確認することが大切です。また、コンセントの位置も考慮して選びましょう。
予算で選ぶ
もちろん、「予算」も重要な選択基準の一つです。エアドッグの価格は、モデルの性能や機能に比例して高くなる傾向があります。
・性能と価格のバランスが良いスタンダードモデルなら:「X5s」または「X5D」
・個室用で、価格を抑えつつ性能も確保したいなら:「X3s」または「X3D」
・エントリーモデルとして、比較的導入しやすい価格帯なら:「X1D」
・パーソナル用途で、最も手頃な価格帯なら:「mini」または「mini portable」
公式サイトや販売店で最新の価格を確認し、ご自身の予算内で最適な性能を持つモデルを選びましょう。
セールやキャンペーンが行われている場合もあるので、タイミングを見計らうのも良いかもしれません。
初期投資はかかりますが、フィルター交換が不要なため、長期的なランニングコストを抑えられる点は、どのモデルにも共通するメリットです。
特定のニーズに合わせた選び方(花粉対策、ウイルス対策、ペットのいる家庭など)
特定の悩みや目的に合わせて選ぶことも有効です。
・花粉対策をしっかりしたい
エアドッグのTPAフィルターは、花粉よりもさらに細かい粒子まで除去できるため、どのモデルでも花粉対策に効果が期待できます。
お部屋の広さに合ったモデルを選び、花粉シーズンは積極的に稼働させましょう。特に玄関に「X1D」などを置いて、外から持ち込む花粉をブロックするのも良い方法です。
・ウイルス対策を重視したい
TPAフィルターは、ウイルスレベル(0.0146μm)の微細粒子まで除去する能力があります。どのモデルもウイルス対策に貢献しますが、より広い空間を素早く清浄できる「X8 Pro」や「X5s/X5D」は、リビングなど家族が集まる場所での対策に適しています。
・ペットのいる家庭(臭いや毛が気になる)
ペットの毛やフケ、気になる臭いにもエアドッグは効果を発揮します。特に、空気清浄能力の高い「X8 Pro」や「X5s/X5D」は、ペットがいるリビングなどでの使用におすすめです。
フィルターの水洗いが可能なので、ペットの毛などが付着しても繰り返し使えるのがメリットです。定期的なフィルター清掃は、効果を持続させるために重要になります。
このように、ご自身の生活環境や特に解決したい悩みに合わせてモデルを選ぶことで、より満足度の高い空気清浄機選びができます。
購入前にチェックすべきこと・注意点
最適なモデルが見えてきたら、購入を確定する前にいくつか確認しておきたいポイントがあります。
「買ってから、こんなはずじゃなかった…」とならないために、設置スペース、メンテナンス方法、そして保証やサポート体制について、最終チェックをしましょう。
順を追って解説していきます。
設置スペースの確認
意外と見落としがちなのが、設置に必要なスペースです。
本体のサイズ(幅、奥行き、高さ)だけでなく、エアドッグが効率よく空気を吸い込み、きれいな空気を排出するためには、本体の周囲にある程度の空間が必要になります。
特に、吸気口や排気口を壁や家具で塞いでしまうと、空気清浄効果が十分に得られなくなってしまいます。
各モデルの取扱説明書や公式サイトには、推奨される設置スペース(壁から何cm離すなど)が記載されていることが多いので、必ず確認しましょう。
実際に置きたい場所の寸法をメジャーで測り、本体サイズ+推奨スペースが確保できるかを確認してから購入を決めるのが安心です。コンセントの位置も忘れずにチェックしてくださいね。
メンテナンス方法
エアドッグの大きな特徴はフィルター交換が不要なことですが、その代わりに定期的な「フィルターのお手入れ」が必要です。
このメンテナンスを怠ると、空気清浄能力が低下してしまう可能性があります。
主なメンテナンスは、
・イオン化ワイヤーフレーム(電極)
上記の清掃です。
モデルによってフィルターのサイズや構造が若干異なりますが、基本的な手順は同じです。
どれくらいの頻度で(例:1~2ヶ月に1回など)、どのようにお手入れするのかを事前に確認しておきましょう。
水洗いしたフィルターは、完全に乾かしてから本体に戻す必要があります。この乾燥時間も考慮に入れておくと良いでしょう。
お手入れ自体はそれほど難しい作業ではありませんが、「自分で定期的にお手入れできるか」という点も、購入前に考えておくべきポイントです。
保証やサポート体制
万が一、購入したエアドッグに不具合が発生した場合や、使っていて疑問点が出てきた場合に備えて、「保証期間」と「サポート体制」を確認しておくことも大切です。
💡保証期間
通常、メーカー保証が一定期間(例:1年間)付いています。保証期間内であれば、通常の使用における故障に対して無償で修理や交換を受けられる場合があります。保証内容や条件はしっかり確認しておきましょう。
💡サポート体制
使い方で分からないことがあったり、トラブルが発生したりした際に、どこに問い合わせれば良いのか(電話、メール、ウェブサイトなど)を確認しておくと安心です。日本語でのサポートが受けられるかどうかも重要なポイントですね。
安心して長く使うためにも、保証とサポートについては購入前にチェックしておくことをおすすめします。
まとめ
さて、ここまでエアドッグの各モデルの比較と、あなたに最適な一台を選ぶためのポイントについて詳しく見てきました。最後に、エアドッグ選びの最終チェックポイントと、この記事のまとめをお伝えします。
数あるモデルの中から、後悔しない一台を選ぶために、以下の点を最終確認しましょう。
✔ 設置する部屋の広さとモデルの適用畳数は合っていますか?(少し余裕のあるモデルがおすすめ)
✔ 重視するポイント(性能、静音性、サイズ、予算など)に合ったモデルですか?
✔ 設置したい場所に、本体サイズ+必要なスペースは確保できますか?
✔ 定期的なフィルターのお手入れ(水洗いなど)は自分でできそうですか?
✔ 保証期間やサポート体制は確認しましたか?
※(必要な場合) CO2センサーは必要ですか? (X5D, X3D)
※(必要な場合) 持ち運びやコードレス使用は必要ですか? (mini portable)
これらの点を最終確認し、納得のいくモデルを選べば、きっと満足のいくエアドッグライフが送れるはずです。
エアドッグは、独自のTPAフィルター技術により、フィルター交換の手間やコストを気にせず、高い空気清浄能力を維持できる画期的な空気清浄機です。
たくさんのモデルがありますが、それぞれの特徴や違いを理解し、ご自身のライフスタイルやお部屋の状況、重視するポイントに合わせて比較検討すれば、必ずあなたにぴったりの一台が見つかります。
この記事が、あなたのエアドッグ選びの一助となり、より清潔で快適な空気環境を手に入れるお手伝いができれば幸いです。
ぜひ、最適なエアドッグを見つけて、毎日の生活をより心地よいものにしてくださいね。